ちぢこまる布団の中ひとり極夜 星はなくとも響く息の音
仕事以外、なんもしなかった。寝っ転がってスマホ片手にいろいろと。なんも集中できず、だらーん。
これっきり ありがとうって言ったのに ひと夏だけの冷やし担担
担担麺が好きで週に1、2回は食べます。夏になると各店舗で冷やし担担麺がはじまるのですが、チェーン店でもない限り大々的に告知されることはなくコッソリと始まります。このため、近所のお店を回っては冷やし担担麺を探し頬張るのですが、どれも1度しか食べる機会がないのです。各店舗、多過ぎて。
ひと夏だけの楽しみって、なんかチャラいなと。チャラい短歌を。
シャンペインのぼる気泡のような腕 吞み干したい退屈とエゴ
40歳も近くなると恋愛観も変わり、真っ平らな日々ですが。まだ若く無垢に笑いかけてくれるあの子を見てると、性欲が掻き立てられたりも。それはもう、愛とかではなくエゴですが。いかん、いかん。
伸ばした手 皺々のただ綺麗な手 小さな宇宙でひとり上げた手
休みの今日、約束してる作業にまだ手を付けていない。やるよ、やる!
いつも手を伸ばして甘えたからって、届くわけなく。必要とされる結果を出さないと人は1人になるのかも。愛ってなんだろねー。
肩並べ意気揚々と酔っていた 金魚の糞がちぎれる無音
このブログで1年365歌を詠むきっかけになったのは、ブログ概要でも書いてる通り恵比寿のバーで歌人と出会って興味を持ったから。
その歌人が大きな新人賞を受賞されたのが数日前。凄い。おめでとうございます! と、同時に、受賞前にこのブログをはじめてて良かったとも。受賞したから影響を受けてはじめたんじゃなく、彼の歌に興味を持ったからはじめたんだからね!(どっちでもいいね)
その歌人と今夜たまたまバーで会い、少し話して。受賞のお祝いと、短歌の話を。僕が「なんも考えず歌ってたら日記になってた」と意見をこうと、短歌は日記ではないと優しく応えていただいた。
「そうだよなー、日記だったら日記を書くし、実際、このブログって日記のタイトルを短歌調で書いてるだけだよなー」と思い、僕なりに今日から意識してみることに。
あと、歌人に歌を読むのを強く勧められたので、彼の受賞作が掲載される本を買おうと思う(受賞作、掲載前のを読ませていただいたけど。凄かった。凄いヒリヒリして最後まで貫き通してた)
とりあえず しのごのいわず のもうかね こんやもすこし だけどたのし
昨日の囲碁合宿で詠んだ歌の続き。部屋から出てきた女子1人に男子で恋歌を詠んだもの。
昨日のもそうですが、酔ってるとはいえ内容がシンプルというか何も考えてないのが凄い。ほんと、ここ数日毎日短歌を考えてた人のモノじゃねーよ。