囲碁好きの現代短歌ド素人 毎日唄えば何が見える化

音と碁と酒が好きな男。恵比寿のバーで歌人と出会い短歌に興味を持つ。特に勉強せずに毎日唄えばどうなるか実験するブログ。とりあえず、目標は1年間365歌。

雨も散る笑顔集まる盆ダンスただ抱きたいと唸る和太鼓

恵比寿の盆踊りはオシャレとかではない町の盆踊りです。「盆ダンス」って言うんですが。駅前に櫓を組んで老若男女が集って踊ります。ビックリすることに本当に大勢が笑って踊り、またこれが楽しい。で、祭りって性欲が溢れると思ってて。夜、夏、踊り、酒、浴衣、笑顔、音楽。このゴチャゴチャとした非日常の混ぜっかえしは、やはり好きだなと。いいなー、こんな時のセックス。今年は盆ダンスに参加さえ出来なかったけどね。

乗り込んだ列車は何処で笑うのか乗ってないのにつもりのオナニー

嘘と本当の境目が自分でも分からんようになるのが、恋愛という嘘くさい魔法なのかもしれません。40歳近くなっても、未だにね。まぁ、僕的な惚気の歌です。

人の目を見て話すのは嘘をつくことで誰かの役に立つ嘘

仕事で部下と進退について話す時、主語を会社にし感情的にならず事実と数字で話す。自分の言葉じゃなく、僕の口からこぼれる嘘のよう。僕もそうされたから、そうしてる。感情論や頑張ります論は、この段階ではもう無益。とはいえ進退。軽い話じゃない。普段以上に部下の目を見て話すのは、この嘘が会社のためになってると僕自身に信じ込ませてるのかも。それすら嘘かもしれないのに。わからんよ、偉そうな事やってても。それでもした方がいいと思うのよ。それも嘘か。あー。

なんもない棚から落ちる包み紙 中身はどこかと知ってるくせに

期待なんて、知らない間に誰かが奪っているのを知ってるくせに。欲しけりゃ取りに行けよ、もしくは作れ。と、自分に言い聞かせて30年。あはは。